マルセル ラピエール     www.tawaraya-saketen.co.jp

今日、ボジョレーは最新技術により大量で安定した品質の面白みのないワインが多くなりつつあり
ます。しかし、ここに唯一頑なに伝統的手法を守り、マスプロダクト的なありふれたボジョレーに
反発し、完全なるバイオダイナミクスを実践して、世界中のワイン愛好家をうならせる造り手がい
ます。それがマルセル ラピエールです。
彼の完全天然ワインは、ポール・ボキューズやアラン・シャペルなどのフランスの三つ星レスト
ランにも選ばれています。


 [完全天然ワインの特徴

      * 除草剤は一切使用しない

      * 手作業による収穫 徹底した低収量

      * 人工の培養酵母ではなく、ブドウの皮につく天然酵母のみで発酵させる

          −−>抜栓時の独特の香りは5〜10分程度で抜けます

      * 補糖・補酸しない

      * 酸化防止剤を使わない(自然に発生する1〜2mg/Lは含む)
          ・醸造過程で自然に発生するSO2を微量(約10mg)含むため、
           輸入社ラベルには亜硫酸塩(SO2:酸化防止剤)を記載している。
                 (通常のワインには約100mgのSO2が含まれる)
          ・醸造後のワインの状態によっては、瓶詰め時に
           若干の亜硫酸塩(SO2:酸化防止剤)を使用することがある。
      * 瓶詰めの際、ろ過しない

      * 蝋(ロウ)キャップを使用 (ヌーウ゛ォは不使用)

                           (自然派ワイン/ヌーウ゛ォのラベルは変更)

 ラピエールは、70年代から化学農薬/除草剤や化学肥料も使用しない農法を行っている生産者です。自然の状態が保たれている彼の畑には毎年、30〜50種類に及ぶ天然酵母が葡萄に付着します。低温から始まり、最後の高温でのアルコール発酵までそれらの全ての酵母の発酵により、ワインは複雑性を帯び、熟成の可能性まで持ち合わせるのです。またヴィンテージごとに付着する酵母も微妙にかわり、気象条件だけでなくその年の特徴を表しているのです。飲んだ瞬間に体にしみ込んでいくような透明感や立体感のある味わいにより、テロワールに忠実なワイン造りを体感することが出来ます。昔からフランス国内の多くの3星レストランでオンリストされていたものの、防腐剤を使用してない為に世界に輸出される事は無く、幻の存在であった。








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