www.tawaraya-saketen.co.jp

                             ビタネスユニット100


 ”ビタネスユニット100”はビールの苦みを表す数値であり、世界のビール分類では「インディア・ペールエール」に属します。つまりホップの効いたとびきり苦いビールです。
 ビール醸造におけるホップの役割は、アロマとフレーバー、そして苦みになりますが、元々ホップは殺菌の目的でビールに使われました。18世紀末、当時、イギリスがインド統治(植民化)を進める中で、インドの飲料水が悪くて危険だった為にビールを代替品にしようと、ジョージ・ホジソンというロンドンの醸造家がイギリスからの長い船旅に耐えられるように考案したのが、インディア・ペールエールと言われています。当時の文献を見ると、ビタネスユニット150を超える程の苦みだったといわれています。
 現在、大手メーカーで市販されているビールのビタネスユニットは20〜25レベルで、日本人の嗜好にあわせたものとなっています。「ビタネスユニット100」は、市販ビールの4〜5倍の苦みであり、18世紀を想像しながら飲んでいただければと思います。



                                   アルコール度数8%










                            先頭ページへ